夏を迎える
何が起こったって時間は止まらないし、心臓が動く限りは私もあなたも生きている。
怪我した体も心も少しづつだが治るように出来ている。体は資本なのに、理解しながら蔑ろにする私たち。異変が起きてから野菜ジュースを飲み、ランニングを始める私たち。
心はもっと大事にするんだよ。
どれだけ科学の力が進もうと、主のあなたですら見ることも触ることもできない生き物。
涙も血も流せないが訴えかけてくる日はあるからね。
さて、何が本題だったろう。もともと何に縛られているわけでもないけれど。
最近は蝉は鳴いていないだけで、もうしっかり夏な気がしている。
出遅れたのか、機を伺ってるのか、まだ今年は見かけていない。
小さい頃から夏には特別な思いがある。
いつも求めていて、具体的なものではなく、ふわっとした感覚で期待している。
別に答えて欲しいわけじゃないからそのままなるべく晴れていて。
暑くていい。うるさくていい。その方が季節が終わった時、感傷的な気持ちになれる。
瞬間単位でも何かを肌で感じとって生きていたいなあ。
それでは。